アセットのWeb配信概要
ActiveAssetsでは、システムに登録した画像をImagePumpビューアを用いて外部のWebサイトなどに表示する、Web配信と言うユニークな機能を用いることができます。このセクションでは概要を解説します。
Note: アセットのWeb配信はオプションです。
ActiveAssetsは、画像を拡大縮小で精細表示したりアニメーション表示したりする、ImagePumpビューアと言う画像閲覧機能を備えています。ActiveAssetsにユーザまたはゲストとしてログインを持っている場合、十分なアクセス権限を持つ画像について、ImagePumpビューアをインタフェースに表示することができます。しかし通常ActiveAssetsログインを持たないユーザ(以下ビジター)、ImagePumpビューアによる画像閲覧はできません。
Web配信機能を用いると、ActiveAssetsに登録されている画像を外部のWebサイトに配信を行い、ビジターでも画像の閲覧が可能になります。
一旦登録した画像はコードを埋め込むだけで複数のWebサイトに配信できるため、画像の一元管理を行うことが可能でWebサイト作成のコストも削減します。
Web配信期限を設定できるため、一定期間のみの閲覧を許可することができます。
複数画像を選択した配信も可能です。このため、複数の配信コード作成等を一度の作業で行う事ができます。
PDFのページ配信も可能です。
Web配信のオプションには、次の二つの方法があります:
Webページ: ActiveAssetsが画像のビューアを含むWebページを作成し、配信します。ユーザはActiveAssetsが作成したURLをWebサイト内に埋め込み、クリックによって別ウィンドウにビューアを起動することができます。
HTMLコード: 生成されたHTMLコードをHTMLファイル内にコピーし、 ビューアを外部Webサイトで表示します。
Web配信は画像及びラスタライズされたPDF/DXF/RAWでのみ有効です。アセットをフォルダ単位で配信することもできますが、その場合非画像ファイル及びフォルダの階層構造は無視されます。
アセットWeb配信のアクセス権限:
ゲスト: 自身でアップロードしたファイル、及びユーザから画像のWeb配信あるいはフルアクセス可(制限なし)権限を与えられたアセット。
ユーザ: ゲストのファイルを含む自分のユーザエリア内のすべてのアセット、別ユーザによって画像のWeb配信権限またはフルアクセス可(制限なし)権限を与えられたアセット。
Note: アセットの共有とアクセス権限について詳細はアセットの共有設定を参照してください。
Note: 配信後のアセットビューイングに権限による制限はありません。
Web配信のウイザードが終了しファイルの準備が完了すると、ActiveAssetsは次のWeb配信通知メールを送信します:
Subject: 【ActiveAssets】 Web配信通知
新規作成された Webページが配信されました。
URL: https://hostname/.../xxxx
このページの有効期限: yy/mm/dd
システムまたはアカウント名、またはユーザ名
この通知メールは以下の場合に送信されます:
ユーザが自分の所有するまたは他のユーザやゲストのアセットを配信した場合→Web配信実行ユーザへ送信
ゲストが自分の所有するまたはユーザのアセットを配信した場合→Web配信実行ゲストへ送信
Note: ユーザエリアの所有関連の詳細は、ユーザタイプを参照してください。
Note: アセットの所有関連の詳細は、アセットの共有設定概要を参照してください。
Web配信通知メールの設定: Web配信通知メールの受信の設定は変更できません。
Web配信に関しては、次の場合にエラー画面が表示されます。OKをクリックしてライブラリに戻り、別アセットの再選択など必要な操作を行ってください。
アイテムを選択せずにWeb配信メニューを選択した場合
Web配信する画像にWeb配信またはフルアクセス可の権限が無い場合:
非画像ファイルを選択してWeb配信を選択した場合:
Web配信で有効期限を設定し、その期限を過ぎた時にURLにアクセスすると以下のメッセージが表示されます。
Web配信ページの期限切れ