CSVアップロード

マルチアップロードでファイルを指定する方法として、CSV(カンマ区切り)ファイル形式を用いることができます。CSVは一般的なファイル形式で、Microsoft Excelを始めとする多くの表計算ソフトやデータベースソフトから容易に書き出すことができます。

CSVファイルの特徴:

アップロードに使用するCSVファイルには以下の特徴があります:

Note: マルチアップロードアプレット内のフィールドに入力されたメタデータは適用されません。

CSVファイルで設定する項目:

項目名

詳細

ファイルまたはfile

[必須]アップロードするファイルの指定。以下の場合があります:

  • CSVファイルと同一フォルダ内に存在するファイルに関しては、ファイル名のみ。(例: "カタログ01.tif" など)

  • CSVファイルの場所への相対パス。(例: "カタログ集/カタログ01.tif" など)

  • ドライブ名を含むフルパス。(例:"c:/画像フォルダ/カタログ集/カタログ01.tif" など)

Note: このフィールドはファイルのロケーションとファイル名を指定するためにのみ使用されるもので、パス上にあるフォルダを作成するものではありません。

Note: パスには、Windowsではスラッシュ・バックスラッシュまたは\マークを、Macintosh上ではスラッシュのみ使用することができます。

Note: スラッシュを含むファイル名はこの方法でアップロードできません。 前項マルチアップロードを参照してください。

アップロード先フォルダ

または

destinationfolder

現在のフォルダ(“アップロード”をクリックする前にビューイングしていたフォルダ)以外にファイルを格納する場合、現在のフォルダとの相対でアップロードターゲットフォルダを指定します。パスに含まれるフォルダは、各フォルダをスラッシュ("/")またはバックスラッシュ(または"\")で区切る事により設定できます。(例:"カタログ集/製品案内/"など)。予め存在しないフォルダは、自動的に作成されます。

Note: パスには、Windowsではスラッシュ・バックスラッシュまたは\マークを、Macintosh上ではスラッシュのみ使用することができます。

名前またはname

アップロードするファイルの、ActiveAssets内で「ファイル名」に表示される名称。空白あるいは未指定の際は、自動的にオリジナルファイル名が使用されますが、オリジナルファイル名以外の名称を使用する場合に指定します。

Note: Windowsでダウンロードするには、拡張子を含むファイル名が必須です。

説明またはdescription

ファイルについての説明。

キーワードまたはkeywords

検索に用いるキーワード。複数入力の際は全体をダブルクオートで囲み、その内部でカンマ区切りで設定します。

パノラマ画像表示角度

または

panoramadegrees

パノラマビューアの表示角。アップロードする画像にパノラマビューアを用いる際に、 数値で設定します。360を入力すると全方向で回転表示します。

(カスタムメタデータフィールド名)

アカウント設定メタデータを入力する時に使用します。項目名には正確な(日本語名使用可)フィールド名を設定します。

Note:メタデータのフィールド名は、データ入力後もシステム管理ページより変更が可能です。変更後にCSVのアップロードを行う場合は、必ずブラウザ画面を更新してください。

 

以下は、相対パスによるCSVファイルの書き方の一例です(ファイル名の前に"./"を付けることもできます)。2行目と3行目は説明の項目を設定しない場合です。

file, description, destinationfolder, keywords
カタログ01.tif,2002年度上半期,カタログ集/2002,"製品A, 印刷済"
カタログ02.tif,,カタログ集/2002,"製品B, 印刷済"
カタログ11.tif,,カタログ集/2003,"製品C, 印刷未"

 

上記の、Windowsにおける絶対パスによるCSVファイルの書き方の一例です。

file, description, destinationfolder, keywords
c:/画像フォルダ/カタログ01.tif,2002年度上半期,カタログ集/2002,"製品A, 印刷済"
c:/画像フォルダ/カタログ02.tif,,カタログ集/2002,"製品B, 印刷済"
c:/画像フォルダ/カタログ11.tif,,カタログ集/2003,"製品C, 印刷未"

 

Mac OS 9における絶対パスによるCSVファイルの書き方の一例です。

ファイル,名前,説明,パノラマ画像表示角度
/MacintoshHD/Desktop Folder/制作フォルダ/AA.jpg,表1画像,レタッチ済み,360
/MacintoshHD/Desktop Folder/catalog.pdf,,2000年版

 

Mac OS Xにおける絶対パスによるCSVファイルの書き方の一例です。

ファイル,承認
/Users/Taro/Desktop/制作フォルダ/BB.jpg,有
/Users/Taro/Desktop/ユーザガイド.pdf,無

 

CSVアップロードの実行手順:

Note: CSVアップロードの使用には、プラットフォーム毎に適切なJavaプラグインがインストールされている必要があります。Javaプラグインを参照してください。

  1. アップロードウィンドウをオープンし、マルチアップロードタブをクリックします。

  1. マルチアップロードが開きます。

 

  1. CSVファイル選択ボタンをクリックし、ダイアログボックスからCSVファイルを選択すると、アップロードリストボックス内にファイルがリストされます。

Note: CSVファイル以外のファイルを選択した場合及びCSVファイル内に無効な項目名がある場合、ActiveAssetsはエラーメッセージを表示します。有効なCSVファイルを選択してください。

  1. 開始ボタン: 開始ボタンをクリックしてアップロードを開始します。

Note: CSVファイルアップロードでは、説明・キーワード・メタデータフィールドについて、ウィンドウの直接入力は無視されます。

 

  1. CSVアップロードが開始されます。

ステータスが待機中→実行中に変わります。

アップロードリストボックス内のファイルがステータスリストボックスに移動します。

ステータスバーが進行に合わせて伸びていきます。

  1. アップロードが完了すると、ステータスが実行中→完了に変わり、アップロードリスト内のファイルが全てステータスリストボックスに移動します。

  2. アップロードが完了したら、閉じるをクリックしてアップロードウィンドウを閉じます。

Note: マルチアップロードを同時に行うことも可能です。

エラーメッセージ:

CSVアップロードに関しては、次の場合にエラー画面が表示されます。